011-012 型(S2)
コンピューター(R言語)と人の違い
「いち + に」と人が聞けば、「3」
と答えられる人がいる一方、 R言語上で、
「いち」という文字 + 「に」という文字
を実行するとエラーが生じます。
それは、「いち」は文字列型であって 数字の「1」とは明確に区別されるからです。
なので、
文字列型の1 + 文字列型の2 はエラー 数値型の1 + 数値型の2 は 「数値型の3」
が実行結果として返ってきます。
R言語の型の基本中の基本
Rの型の基本中の基本として、まずは
- 数値型
- 文字列型
の二種類をおさえましょう
Rで遊んでみよう
#R にとって、 1 と "1" は別物。 #実験1 1 + 1 #を実行すると? "1" + "1" #を実行すると? # Error in "1" + "1" : non-numeric argument to binary operator # errorがでる。 # ""で囲まれた文字をRは、文字列型と認識する。 #文字列は、数値ではないため、Rは計算できなくてエラーを返す。 #色々と遊んでみよう! 123 + 123 "this is a pen" + "test"